アジア向けEC事業者を支援するコンソーシアム「E Commerce for Asia Alliance」(略称:ECAA)発足- アジア向けECの各プロセスに対応できる幅広いパートナーとの協業を実現 –
アジア向けEC事業者を支援するコンソーシアム
「E Commerce for Asia Alliance」(略称:ECAA)発足
– アジア向けECの各プロセスに対応できる幅広いパートナーとの協業を実現 –日本、中国でEC運営支援サービスを提供する株式会社エフカフェ(本社:大阪市淀川区、代表取締役:江上周平、以下「エフカフェ」)は、オンライン決済ソリューションを提供するSBIベリトランス株式会社(東京都港区代表取締役:沖田 貴史氏、以下「SBIベリトランス」)を発起人とし、急成長が見込まれるアジア向け電子商取引(EC)を行う事業者を支援するコンソーシアム「E Commerce for Asia Alliance」(以下:ECAA)を、有力なECインフラ提供企業16社にて設立したことを本日発表いたします。
日本からアジア諸国に向けたEC市場は、アジア諸国のインターネットの普及度、購買力の向上及び日本製品への信頼などの理由により、今後急成長が見込まれております。
このようなニーズと可能性がありながらも日本国内のECサイトの多くは、言語・商習慣・物流・決済などの問題により、国内のみに留まり急増するアジア市場のニーズを十分に満たすことが出来ておりません。
こうした状況を鑑み、SBIベリトランスでは、ECパッケージ、決済サービス、物流、マーケティング、ECアウトソーシングなど、各分野において業界を牽引する有力企業と共に、相互補完的な協業体制を確立し、アジア向けECを展開する企業に総合的なソリューションを迅速に提供することを目指し、ECAAを設立いたしました。
これにより、アジア向けにEC事業の展開を企図する事業者は、迅速にアジア向けECサイト・モールの構築・運営が可能となり、成長が見込まれるアジア市場の可能性を享受することが可能となります。
ECAAは今後、参加企業の増加を図り、参加企業間でのアジア市場動向の共有、情報交換・技術交流を行うとともに、定期的なセミナー開催のほか、新ソリューションの開発・提供を行うなどし、アジア向けEC市場の拡大に向け積極的に取り組んでまいります。
尚、ECAAの活動の第一弾として、2009年6月上旬に、報道機関・マスコミを対象にした説明会及びアジア向けEC展開を図る事業者を対象にしたセミナーを2部構成で実施いたします。ECAA設立に至った経緯や具体的な活動内容、また「急成長するアジア市場」といったテーマでECAA参加企業各社によるパネルディスカッションなどを予定しております。
【ECAA活動内容】
・情報交換・技術交流などを目的とした参加企業間の定期的な会合
・アジア向けECを展開、またはEC展開に関心がある事業者に対するセミナー、講演
・新ソリューション、新パッケージの開発・提供
【ECAA参加企業のご紹介】(各分野ごとに50音順)
▽ECサイト運営
株式会社エフカフェ(https://www.fcafe.com/)
日本、中国において事業戦略から顧客サポートまでEC運営をワンストップで提供しております。日本では約30社の企業様に対して運営支援を行っており、中国においては、バイジェイドットコムの運営ノウハウをベースに中国向けEC運営支援サービス「ショップマネージャチャイナ」を提供しております。
▽ECパッケージ事業
エンプレックス株式会社(http://www.emplex.jp/index.html)
2005年より中国上海に拠点を置き、アジア圏に進出された企業様のeマーケティング・eコマース・eコミュニケーションの効率化を日本および上海の2拠点から支援しております。海外でも多数ご利用いただいている「eMplex CRM」を活用することで、中国モバイルユーザーに向けたSMSによる情報提供インフラ構築や、アジア商圏をターゲットにしたECサイトの構築など、各国事情にあわせた最適なeコマースインフラ構築のご協力が可能です。
株式会社コマース21(http://www.commerce21.co.jp/)
200サイト以上の導入実績を持つECサイト構築ソリューションベンダーです。本格的ECサイト構築パッケージ「Commerce21 Sell-Side Solution」の開発販売およびカスタマイズ導入 をはじめ、モバイルECやECサイトに特化した検索エンジンなどを提供しており、ECサイト構築に関するトータルなサービスを実現いたします。
株式会社システムインテグレータ(http://www.sint.co.jp/)
国内955サイトの実績を持つEC構築パッケージ『SI Web Shopping』の多言語版(中国語、英語、日本語対応)でEC事業のアジア展開を支援いたします。ECに必要な機能をオールインワンで実装し、各言語用インターフェースの提供や商品名、通貨といった各言語向け表示切り替えなどを実現、提供いたします。
株式会社ソフトクリエイト(http://www.softcreate.co.jp/)
2000年以降、変革を遂げたインターネット。弊社は、2000年よりEC事業に取り組んでおり、国内・海外を合わせ400社以上の実績を作り上げています。現在、特に海外に向けたEC展開にも注力しており、アジアに向けたコマースサイト経験を基に、今後、更に事業規模を拡大していくつもりです。EC事業の海外展開の際、ご協力させていただきます。
▽物流
JPサンキュウグローバルロジスティクス株式会社(http://www.japanpost-sankyu.com/)
郵便事業株式会社と山九株式会社の共同出資によって2008年7月に誕生、世界の郵便ネットワークと航空貨物ネットワークを結合し、社会的に価値を認められ、また個々のお客様にも価値を感じていただける「バリューロジスティクス」を提供します。
住商グローバル・ロジスティクス株式会社(http://www.sglogi.co.jp/)
日本・中国で培った「通販物流ノウハウ」と総合商社系物流企業としての強みである情報力、信用力及び海外ネットワークを活かしたワンストップサービスを提供いたします。
全日本空輸株式会社(http://www.ana.co.jp/cargo)
ANAグループは、中国・アジアを含めて充実した国際線ネットワークを展開しています。貨物事業分野においても、今秋から沖縄を貨物ハブとした事業をスタートさせ、日本とアジアを結ぶ航空物流の未来をリードするビジネスモデルにより、ロジスティクス全般についてサポートいたします。
株式会社転送コム(http://www.tenso.com/)
海外居住者が日本のネット通販で商品購入する際の、海外発送を代行するサービスを2008年末よりスタートいたしました。このサービスにより海外ユーザーはあらゆる日本のショップで、買い物を楽しむことができるようになりました。本年より国内ショップ向けの海外発送支援ツールの提供を開始しております。
郵便事業株式会社(日本郵便)(http://www.post.japanpost.jp/index.html)
電子商取引の海外展開をお考えの事業者様に対して、国際スピード郵便(EMS)を通じて海外配送分野の支援をしております。EMSは、手紙はもちろん、ビジネス書類や各種物品などを世界約120の国・地域へお届けするサービスです。グローバルニーズに対応した世界の郵便ネットワークを活用し、海外の大切なお客様へのお届けをサポートします。
▽決済システム
SBIベリトランス株式会社(http://www.veritrans.co.jp/)
日本における電子決済サービスの草分け的な存在として、1997年に設立。安全性、信頼性、拡張性に優れた各種決済サービスを提供しています。また、2009年1月26日に、インターネット上で銀聯カードを取り扱う決済ソリューション「VeriTrans銀聯ネット決済サービス」を構築し、中国に居住する消費者に向けた銀聯ネット決済専用のECモール「バイジェイドットコム」(http://www.buy-j.com/)を開設するなど、国際決済の分野においても積極的に展開しております。
株式会社デジタルガレージ イーコンテクストカンパニー(http://www.garage.co.jp/econtext/outline.html)
eコマースにおける決済・物流サービスを提供するデジタルガレージの社内カンパニーです。 「Hybrid Solution Partner」としてIT構築・プロモーション・決済まで一貫したソリューションを幅広く提供致しております。また、日本・中国・韓国にまたがる国際決済アライアンス「ONE PAYMENT ALLIANCE(ワン・ペイメント・アライアンス)」も提供しています。
▽広告
株式会社アドウェイズ(http://www.adways.net/)
2001年に設立、国内最大級のアフィリエイトプログラムの運営をはじめ、PC、モバイルメディアの企画開発、運営など多彩な事業を展開しております。2006年に東証マザーズに上場、子会社の愛徳威広告(上海)有限公司では、中国におけるインターネット広告サービスを総合的に展開しています。
SBIチャイナブランディング株式会社(http://ir.veritrans.co.jp/library/disclosure/20090122a.pdf)
親会社であるSBI ベリトランスが運営するジェイジェストリート、バイジェイドットコムのサイト広告・ブランディング業務を担うとともに、中国人向けの検索サイトや各種Web サイトと広告代理店契約を締結することで、日本の事業者が中国本土の消費者へアプローチするための広告媒体を提供しております。商標権に関する各種コンサルティング業務などを通じて、日本企業の中国進出及び中国人消費者向けのブランディング活動を支援してまいります。
▽コンサルティング&マーケティング
株式会社チャイナ・コンシェルジュ(http://www.concierge.com.cn/index.html)
中国市場にアプローチできる自社メディア及び、Webマーケティングサービスを行っています。1995年に設立後、大連、北京、上海、香港に100%独資の広告会社を構え、中国人富裕層及び現地在住の日本人をターゲットとしたメディア事業を展開しています。また、2006年にOPTとの合弁会社である北京OPTを設立し、中国におけるWeb制作、Webマーケティングサービスを提供しています。
▽商品提供
株式会社もしも(http://www.moshimo.com/)
国内最大級のドロップシッピングサービスを運営しており、メーカー・卸業者が簡単にECを開始する機能と、個人が簡単にネットショップを運営できる機能を提供しております。現在、500社以上のメーカー・卸業者、4万点以上の商品、25万人以上の加盟店にサービスを拡大しています。(2009年4月現在)
◆本件(ニュースリリース)に関するお問い合わせ先◆
株式会社エフカフェ/広報室 高岡(06-6309-1011)■株式会社エフカフェ 会社概要
・会社名:株式会社エフカフェ
・代表者名:代表取締役社長 江上 周平(えがみ しゅうへい)
・設立:2003年11月
・本社:大阪市淀川区西中島5丁目14番22号 リクルート新大阪ビル8F
・東京オフィス:東京都渋谷区渋谷3-5-16 渋谷三丁目スクエアビル2F
・上海本社 [意考飛(上海)信息科技有限公司]:
上海市長寧区茅台路553号上服創意園708室(×水城路)
・事業内容:日本、および中国におけるECサイトの運用代行、ECサイトの運用コンサルティング
・URL:https://www.fcafe.com/
※本リリースに記載の事項は発表日時点での最新情報となります。
※各社の社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。