参加率100%!「ゆる〜く役に立つ」が、いい感じ。デザインミーティングの運営方法
エフカフェの制作チームは、デザインチームとフロントエンジニアチームに分かれています。
デザインチームは木曜日に「デザインミーティング」を、フロントエンジニアは金曜日に「code cafe」と称して勉強会を行っています。
今回は「デザインミーティング」の運営方法をご紹介します。
(「code cafe」については別日でご紹介します。)
お昼休み、昼食を30分で済ませ、制作チーム デザイナー陣7名(うち産休中1名)によるデザインミーティングが始まります。
以前も開催してはいましたが、継続して定期的に行えるようになったのは2年前から。
デザイナーの現場から「デザイナー同士で情報交換できる場がほしい」と声が上がって再開したこともあり、参加率はほぼ100%を誇ります。
デザインミーティングの目的
デザインミーティングの目的はこちら。
デザインミーティングの目的
・主体的に学ぶ
・デザイン上の悩みを共有する
・ディレクター・コーダーとの連携を向上させる
・思考プロセスを共有する
・スキルアップのモチベーションを持続する
・デザイナー同士のコミュニケーションの場
「ゆる〜く役にたつ」をモットーに、参加したいから参加するというスタンスを重要視しています。
出席を義務化することも可能なのですが、続かなかった経験から、自ら参加したいという気持ちを大切に続けていきたいと考えています。
デザインミーティングのメニュー
デザインミーティングでは、定番メニューがあり、全員または持ち回りで担当しています。
「じろじろ会」…国内外問わずデザイン的に参考になるサイトをピックアップし紹介(月に1回 全員)
「今週これ頑張った」…1週間取り組んだ案件の中で特に印象深いものを共有(毎週 持ち回り)
「本・ネタの共有」…デザインに関する本やデザインに役立つ小ワザ紹介。(毎週 持ち回り)
ふだんは、担当しているパートナーもデザインの対象も様々。
直近で取り組んだ案件の、デザインの思考やプロセス、Adobe XD / Photoshopなどのツールの小ワザについて、紹介します。
「ちょっとしたことでも、共有してもらえるとありがたいよね」
毎回そのような声が上がります。
共有の後は拍手も忘れません。デザインミーティングは“称賛の文化”を取り入れています。
すぐに否定されたり、非難されたりしない。
その安心感から、心の安定が生まれるようです。
だから、「デザインのお悩み相談」も、よく登場します。
時間やコストなどの制約から、ベストを尽くしているつもりでも、もっとベストな「解」はなかったか。
苦心したところ、ときには迷走の履歴など赤裸々に語ります。
デザイン上の解決策や、コミュニケーションラインのアドバイスなど、親身な意見がもらえるのは、“称賛の文化”が支えているからではと考えています。
いつかはミーティングの方法を変えるかもしれないけれど、今は、このかたちがいい感じ。
続けられる方法を模索しながら、ブラッシュアップしていけたらと考えています。